満月までのカウントダウン
『カラーバリエーション』
やぁだちゃんとことばにしてくんなきゃゆるさないもん、
あたまに浮かぶことばにあぁちがうちがうこれはあっちの前でのキャラだったっけって考えめぐってるあいだに、口は自分のキャラにあった、別に気にしてないもん、なんてことばを吐いていた。
そうやってアンタもいじわるなあっそ、なんてそっけない態度で右手のけいたいでんわとなかよし。
きっとあの子にメールしてあたしの悪口。
ばかばか、気にしてないわけないじゃん、手当たり次第自分のけーたいとかポーチとかしゅしゅとか(これはぜんぜん飛ばなかったけど)なげつけてやって、最終的には自分でダイブしてそのけいたいでんわの電源ぼたんをめちゃくちゃにおしてやった。
じゃあさ、どうしたいわけ、
ためいきつくその顔がやらしくゆがむ。
うわほんとはその顔だいっきらい、でも多分いまのあたしの顔に浮かぶのはそのやらしくゆがんだ顔に欲情してるしょーもない女の子。
じゃああ、あたしのはなしぜんぶきいて、ちゃんとね。
ゆかにぺたんてふたりですわりこんで、でもゆかの上ってつめたいからあたしはそいつのひざの上にのって。
ねーしょーじきあの子のほうがいいんでしょ、あたしもあっちのほうがいいもん。
気に入られたくてあの子のまねなんかしてるけど、ねぇアンタの前であの子あたしのまねしてるんだってね、わーきもちわるい。
なんかもうおんなじなわけ、においがちがうくらい。
しかたねぇなぁ、きいてやるよ、なんて言うアンタもたぶんあたしの前でアイツのまねして、アイツはアイツであの子の前でアンタのまねしてるんだ。
んーとねー、やぁだへんなとこさわんないで、
まぁべつにいやじゃないけど、そう言うのがあたし。たぶん。
でも笑ってくんなきゃ言わないからね、
しゃべりはじめてもおたがいあたまがわるくてうまく言えないしちゃんとわかってなんかくれないんだ。
だからしゃべってもしゃべってもわすれちゃうの、なんてキャラ。
あの子とアイツはあたまがいいから、そんなはなしはしないし、ばかなあたしとこいつをうまくゆうどーしてくれるんだ。
コメントを書く...
Comments